ブーリアン Ctrl + ー(+)(テンキー)
Boolean(ブーリアン)は、物体の足し算引き算です。
まずはShift + Aキーで、Cube(キューブ)とCylinder(シリンダー)を作成し、下図のようにGキーで配置してみてください。
そして、シリンダー、キューブの順にShiftキーを押しながら両方を選択して、
を押してください。
キューブがシリンダーでくりぬかれていることが分かりますね。
もしCtrl + ー(テンキーのマイナス)が効かなかった場合は、Edit->PreferencesのAdd-onsの検索欄でboolを検索してみてください。Object : Bool Toolがオンになっていないかもしれません。オンにしてから左下のSave User Settingsで保存して再度試してみてください。
シリンダーはワイヤーフレーム表示になりましたが、選択は可能です。
シリンダーだけを選択してGキーで移動してみてください。
ここではCtrl + ー(テンキーのマイナス)、つまり「引き算」のみを紹介しましたが、Ctrl + +(テンキーのプラス)つまり足し算の結果も容易に想像がつくと思います。
とはいえ、ブーリアンは主に「くりぬく」時に使うことが多いので、引き算を使う場面の方が圧倒的に多いと思います。
また、シリンダーとキューブの選択の順番を変えると逆の結果になります。試してみてください。
ブーリアン機能は、これまで学んできたショートカットキーとは少し違って、モディファイア(Modifier)という機能を利用しています。以下のムービーを見てください。
Ctrl + ー(テンキーのマイナス)後、右側のスパナマークのタブに画面が現れます。
これはMeshの編集(べベル Bevel)や、Meshの編集(分割 Subdivide)の最後で紹介した、実行直後であれば調整が可能な画面に似たものです
ただし、ショートカットキー実行直後でもモディファイアは常に存在していて、作業を進めた後でも各パラメーターを編集できます。
編集が不要になれば、Applyによって、通常のメッシュに戻すこともできます。